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My logs.

ポジティブ自虐思考

最近、どんな失敗やトラブルも、まずは「原因は全て自分にある」と考えるようにしている。

例えば、発注した商品が納期に間に合わない、という困った事態が発生したとする。

「納期を守らない相手に責任がある」と判断して、クレームを入れるとか、相手方に損害に対するリカバーを求めるとか、そのとき適切とされる対応はしっかりをするとして。実務での対応とは切り離して、自分の中で一度「このトラブルの責任は自分にある」と考えてみる。

納期が守られる、という結果のために、はたして自分は最善を尽くしただろうか。相手に期日のリマインドをしていたら、発注時に納期の重要性を説明していたら、こまめに進捗確認していたら、どういう結果になっていただろうか。

例えば、贔屓にしているeSportsチームが大会で惨敗したとする。

チームに勝利してほしい、という願望のために自分は最善を尽くしただろうか。彼らの士気が高まるような応援メッセージを送っていたら、チームがより良い環境で練習に励めるように寄付金を送っていたら、厳しい目線で毎試合をすべて批評するブログ連載をしていたら、はたして大会の結果はどうだっただろうか。

望まない結果になってしまった現実を前に、それを自分のアクションで回避した世界を空想する。そうしていると、気づけば他者に感じていた苛立ちや不満はいつの間にか薄れていたりする。むしろ建設的でポジティブな気分になっていることも少なくない。精神衛生にも良いし、この思考から新しいアイディアが浮かんだりもしている。

ということで、今のところ良いことづくめだし、当面はこれを続けてみようと思う。

『全て自分のせい』